廃車の有効利用のため自動車リサイクル法が公布されました

現在、毎年約350万台程度の車が廃車になっています。廃車は鉄などの有用金属はリサイクルされていましたが、シュレッダーダスト、エアバッグ、フロン類などはごみとして埋め立て処分されていました。しかし近年、最終処分場の容量が不足してきたことにより、処分費用が高騰してきたことなどから、廃車の不法投棄・不適正処理が増え問題になっています。またフロン類は、きちんと回収処理されないとオゾン層を破壊し、地球温暖化の原因になります。そのため自動車の廃車時における適正処理と再資源化を推進し、環境を保全、循環型社会をつくることを目的として、2002年に自動車リサイクル法が公布されました。2015年には、車全体のリサイクルを95%にすることを目指しています。自動車リサイクル法では、車の所有者、関連事業者、自動車メーカーの役割が定められています。車の所有者には、リサイクル料金の支払いと使用済自動車の引取業者への引渡しが義務付けられています。リサイクル料金は、シュレッダーダスト、エアバッグのリサイクルやフロン類の処分などに使われます。関連事業者には、引取業者は、車の所有者から廃車を引き取る。フロン類回収業者は、廃車からフロン類を回収する。解体業者は、廃車を解体しエアバッグ類を回収することが義務付けられています。自動車メーカーはシュレッダーダスト、エアバッグ、フロン類の回収・適正処理とリサイクル義務付けられています。またリサイクルしやすい車の設計・開発が期待されています。
トラック王国